みすじこんぶ詳細
みすじこんぶの詳細
- 学名:キマタレ ヤポニカ
(cymathaere japonica =cyma、凹凸が繰り返し連なった反転曲線、japonica=日本の、という意) - 呼称:あつばみすじこんぶ、しまこんぶ(羅臼)
- 分布
- 知床半島東岸、知床岬より植別に至る羅臼町沿岸まで
- 生態
- ミスジコンブは3種類あり、アツバスジコンブは北海道に分布する唯一の珍しい種類で、干潮線下2~7mくらいの岩上に着生します。大きな特徴として葉の中帯部を縦に走る何本かの隆起した条(すじ)があり、条と条の間は溝となっていてます。アツバスジコンブは縦に走る隆起した条は裏面で3本、表面で4本あります。生時は粘質に富むが、やや脆くて破れやすい、乾燥すると硬くなるので通称を「うまのかわ」と呼びます。
- 製品・用途
- 製品は「みすじ元揃」。
刻み昆布、とろろこんぶ製品などの加工原料して用いられます。