乾燥方法と保管方法
乾燥方法と保管方法
- 水揚げされた昆布は、石を敷き詰めた専用の干場(かんば)で天日乾燥されます。
天候が急変した場合、または品質の悪化を考慮し、昆布専用の乾燥機を使用する場合もあります。
昆布の種類にもよりますが、比較的短時間で乾燥するものから、厚みのある昆布では数日かかるものもまであります。根の方に近い肉厚な部分は、十分な乾燥状態になるまで、何度も日入れ作業が行われます。
乾燥した昆布は、決められた長さに切り揃えられ、または伸ばされて昆布専用の倉庫でアンジョウ(熟成)されます。アンジョウすることで色艶も良くなり味も深まります。
昆布の乾燥は、品質を左右させる大変重要な作業のため、多くの人手を必要とします。